アリオ21のエブリデイ

ただの自己満日記です。決して人様にお見せできない文章力で、日々思ったこと感じたことを綴ってます。留学や英語に関する話題多め。興味あったらぜひー

3泊4日 ポルトガルの旅 ③ アベイロ&コインブラ

 

さて、一日みっちりポルトを観光した後は、運河で有名なアベイロ、そしてポルトガル第三の都市コインブラに向かいます。

どちらも小さな街なので半日ずつで大丈夫だろうというプランでございました。

 

早朝に出発したので、ドウロ川もより一層綺麗に見えました。

 

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サン・ベント駅から、コインブラ駅行きのチケットを購入。

アベイロはポルトからコインブラの道中にあるので途中下車すればオーケー。

片道で学割料金6ユーロでした。ポルトガルは交通費も安くて素晴らしい!

 

電車に1時間ほど揺られ、アベイロに到着。

 

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運河と美しい建物が相まって素晴らしい景色でしたね〜。

アベイロは、ポルトリスボンに比べるとかなりマイナーな場所だと思いますが、意外にもたくさんの観光客がいました。

 

お金持ちのエリアなのか、駅の付近には新しめのマンションがたくさん建っていました。それもあってアベイロはポルトよりも洗練されている印象。

 

運河を望んだ後は、コインブラへ。

アベイロから電車で30分ほど。

 

昨日の大家さんの話じゃないですが、コインブラ駅を出た瞬間「あ、ここ好き!」ってなりました笑

 

程よく発展していて、古い建物が建ち並んでおり、落ち着いているんだけど賑わってもいて住むにはちょうどいい感じ。

コインブラは、世界遺産に登録されている『コインブラ大学』がある学問の街で、街全体が学生街のような感じになっているそうです。

 

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中央広場にある銅像

ここはコインブラ民が待ち合わせをする場所だそうです。

ご覧の通り、素敵な建物が並んでいます。

 

友人宅に僕のバカでかい旅行バッグを置き、まずはサンタ・クルス修道院を目指します。

 

この修道院は街の中心部にあり、坂が多く歩いて周るのが少ししんどいコインブラの中でも比較的訪れやすい場所かと思います。

 

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サンタ・クルス修道院

これまでロンドンやドイツの有名どころの教会や修道院に行ってきたので、正直小さな街コインブラ修道院と言われてもそこまで期待はしていなかったのですが、良い意味で期待を裏切られました。

 

 

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修道院内部。

 

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ここにもアズレージョが。

 

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中庭もなかなか。

 

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一風変わったアズレージョ

 

こんな感じで修道院を楽しみました。

 

お次は、世界遺産の大学、コインブラ大学へ。

 

この大学へ行くのがなかなかにきつかった笑

丘の上にあるので、結構急な坂(しかも綺麗な舗装がされていないので歩きづらい)を20分ほど登らなければいけません。

 

コインブラ駅付近に住んでいる友達は毎日この坂を登って大学まで行かなければならないと想像するとゲボが出ますね笑

 

しかし、坂を登りきると美しい建物が建ち並ぶ世界遺産の大学を拝めるので十分に価値はあります。

 

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この美しい建物は法学部棟。

こんなところで勉強できるなんて素敵が過ぎるぜ!

 

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法学部棟の前は広場のようになっていました。

この人は確かジョアン3世。かなり目立ってます。

 

コインブラ大学は13世紀に設立されており、世界最古の大学のうちの一つ。それがコインブラ大学を世界遺産たらしめるゆえんです。

 

大学の図書館もその理由の一つ。

内部は1階から3階までが観覧可能。

 

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二階には、大航海時代以降の日本とコインブラ大学のつながりに関する資料が展示してあり、日本人として僕と友達はテンション上がりまくり。

 

3階の図書館部分は写真撮影が禁止だったので残念ながら写真は残せていませんが、金色に施された図書館は言葉では表現ができないほど美しかったです。

我らがアイルランドにも、トリニティカレッジに美しい図書館がありますが、またそれとは違った美しさだったので是非とも訪れることをお勧めしたいです。

 

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大学の敷地内には、植物園と言ってもいいほどの美しい公園があり、友人曰くここには世界中の花や木が植えられているそうです。

 

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紅葉もありました。

 

さてさてコインブラ大学を満喫した後は、お待ちかねの夕食タイム。

コインブラ在住の友人オススメのチキン料理店へ。

 

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街の小さな(そんなに小さくはないけど)料理店って感じで素敵な店内。

 

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ポルトガルで外食する際、ほぼ必ず席に着くと同時にパンを提供されますが、これはサービスではなく、手をつけたら最後、お金を取られちゃうので気をつけてください。

使い回しで多分そんなに美味しくないパサパサのパンなので二重にオススメしません笑

ニースでは無料でパン食べ放題だったのにな〜

 

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たくさん汗をかいた後はビールに限ります。

スーペルボックと並んで有名なポルトガルビール・サグレスをいただきます。

これでなんと1ユーロですから驚き。

 

僕はスーペルボックよりもサグレス派でした。

スーペルボックは少し味が薄いのに対して、サグレスはよりビール感があって美味です。

 

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こちらも有名なポルトガル料理、フランゴ。

フランゴはポルトガル語で鶏を指します。

 

フランゴのBBQ、これまた美味〜。

これでたった5ユーロですから更に驚き。おそるべしポルトガル

量もお腹いっぱいになるには十分でした。

 

夕食後は、モンテゴ川の向こう側に渡り、美しい夜景を。

 

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ちょうど夕日が沈む時間帯で、素晴らしく綺麗でした。

 

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日没直後。空の色が綺麗ですよね。

日本でもこんな景色が見れたらな〜と思うばかりです。

 

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夜景はこんな感じ。

 

川沿いのベンチで3時間ほど、ビールを飲みながら、お互いの留学や将来についてなど熱い話をしていました笑

 

アイルランドでもこのポルトガル旅でも、留学生と話をすると、彼らのマインドはかなり外に開かれているなと感じます。

つまり、月並みな表現ですが、ほとんどの人が多様性に富んでいるということです。

 

いろんな国の人、いろんな価値観を持っている人に出会って話をしていく中で、一つの考え方、あるいは自分だけの考え方に固執するのではなく、多様な考え方や価値観を受け入れ、それを自分の中に取り込んでいくからこそ、彼らが多様性を持ったオープンマインドな人間になっているのだと思います。

 

一方で、他国へ1人で行けるような情熱を持った人たちですから、様々な考え方を受け入れながらもしっかりと自分の「芯」を持っていて、「自分はこうしたい」「自分はこうなりたい」という根っこの部分は変わりません。

 

多様性・柔軟性を持ちながらも、「自分」をしっかり持っている。

そういう部分がきっと彼ら留学生の強みなんだろうと思います。

留学中、たくさんの素晴らしい留学生や海外移住者に出会う中で、僕はそう感じました。

 

ってなクサイ感じで、ポルトガル三日目は終了!

翌日は、とうとうラスボス。ポルトガルの首都・リスボンへと向かいます!

楽しみぃ〜ーーー!