語学留学って本当に英語上達するの? part④
こんにちは。
いよいよこのシリーズは最終章を迎えました。
なぜなら、今日東京に飛び立つから!
とうとう5ヶ月の留学期間が終わってしまったんですね…
非常に悲しい気持ちでいっぱいです。大切な友達やホストファミリーとのお別れは非常に辛く、ここだけの話昨日はちょっぴり泣いてしまいました。
ということで!!
「お前、英語どんくらい伸びたんだ?」
というお話です。
過去記事はこちら。
率直に結果から申し上げますと、全然足りない!
なぜ足りないかという理由をこれからご説明します。
リスニング
四技能の中で最も伸びたうちの一つだと思います。
僕はもともとリスニングが苦手なんですが、今はマーベルなどのセリフが簡単な映画ならほとんど内容を理解できます。
それに加えて、発音する際に生じる単語の語末・語尾の省略なども理解できるようになり、センテンスを一語一句文字起こしできるレベルにはなりました。
ただ、Part3でもお伝えしましたが、やっぱりネイティブとの実際の会話となると難しいものがあります。
もちろん話す相手によりますが、淀みなく会話ができるかと言われればそうではないです。
なんと言っているかわからなくて、もしくは確実には聞き取れなくて、聞き返してしまうことがざらにあります。
今のレベルを例えるならば、TOEICなどの英語検定テストではある程度の点数は取れるけど、実践となると危ういかなという感じです。
しかし成長の実感は確実にあります。
留学当初はホストファザーの言っていることは10%ほどしか理解できませんでしたが、今では60〜70%ほどは理解できるようになりました。
もう5か月あれば、80〜90と伸ばせていけたかと思います。
スピーキング
最も伸びた能力だと思います。
リスニングの伸びもある程度感じましたが、スピーキングはほぼゼロからのスタートだったので伸び幅が格段に違います。
(リスニングは自分でいくらでも練習できますがスピーキングはそうはいかないですからね)
レベル的には、自分の言いたいことはゆっくりではありながらもちゃんと相手に伝えられるぐらいです。
ただ個人的に本当に納得いくレベルではなく、自分の言いたいことは伝えられるんだけれども、喋るスピードは遅いし、文法はたまにおかしいし、ボキャブラリーの幅は狭いし、アクセントや抑揚も日本英語が抜けないしで、最後まで困難を感じていました。
今回は5か月でしたが、もう半年ほどあれば喋るスピードを上げられたんじゃないか、そう思って5か月は短いなと感じました。
英語に慣れてきて、これからまだまだ伸びていくと感じた段階で帰国せねばならなかったのでこれはかなり心残りでした。
リーディング&ライティング
この二技能に関しては特に伸びは感じていません。
というより、自分が伸ばすことを意識していなかったため、そこまで伸びがなかったのかもしれません。
とはいえ、ライティングに関しては少し伸びはあったかと思います。
後半10週間はほとんど毎週エッセイがあり、そのストラクチャーなどは授業で徹底的に教えられたので、留学前よりもまともな文章が書けるようになりました。
語学力の推移はこんな感じです。
総じて、5か月という期間は圧倒的に足りませんでした。
言ったら、5か月では英語に「慣れる」ことしかできず、英語を「自由自在に使う」ことはまだまだ全然難しく、次のレベルにあるなという感じです。
ですから、「英語を喋れるようになりたい!」っていうモチベーションの方には、半年という期間はあまりオススメできないかもしれないです。
もちろん、個人による努力差はあるかと思いますが、絶対的な勉強量により伸びていくのではなく時間とともに相対的に徐々に伸びていくものだと思っているので、最低でも一年という期間は必要だと思います。
半年間の留学は、「海外の生活を体験したい」「英語に慣れて、流暢になるための土台を作りたい」という方には最適です。
僕の目標は残念ながら前者なので、まだまだ時間が必要で、日本にいながら英語をより伸ばしていきたいと思っています。簡単なことではないですが。
(どうやって伸ばしていくかに関してはまた別記事で纏めたいと思います。)
以上、4回にわたり語学力の推移をまとめていきました。
これらの記事が現在留学中の方、そしてこれからの留学を検討している方への指針になれば幸いです。