ドイツ周遊8日間 エルベ川のフィレンツェ ドレスデン
さて、この日はベルリンからバスで3時間、「エルベ川のフィレンツェ」ことザクセン州ドレスデンへ向かいました。
第二次大戦時、ドレスデンには大きな軍事施設もなくバロック建築を駆使した美しい街並みと数多くの文化財を保持しており、人々は爆撃されることはないだろうと思っていたそうです。ところが実際は、約3900トンの爆撃を受け街の85%が破壊されたそうです。
ただ現在は完全に復興しており、美しい街並みが取り戻されていました。
当日の朝10時くらいまでサンスーシ宮殿を見にポツダムへ行くか、ドレスデンへ行くかめちゃくちゃ迷ったのですが、結局ドレスデンに行って正解でした。
小さな街ですが、観光スポットもコンパクトにまとまっているので半日あれば十分楽しめる感じでしたね。
では早速レポートしていきますよ!
この日も気持ちいい晴れ。
お馴染みのテレビ塔です。
10時半のFlixbusに乗ってドレスデンに着いたのは14時前。
帰りのバスは19時なので残された時間たった5時間!
道中に見えたDresden-Neustadt駅。
なかなか素敵な建築でございます。
僕が下車したのはドレスデン中央駅。その名の通りドレスデンのハブ。
見えづらいですが、少年がリッタービールを両手に持っています笑
さすがビール国家ドイツです
今回ドレスデンで巡るスポットは、
・ゼンパーオーパー(州立歌劇場)
・ツヴィンガー宮殿
・ドレスデン城
・フラウエン教会
・ゲーテのテラス
この5つになります。
この5つのスポットが弧を描くように均等に並んでいたので、とても観光しやすかったです。
さて、まずはゼンパーオーパー。
Wikipedia師匠によると、東ドイツ時代は国立の歌劇場でドレスデン国立歌劇場と呼ばれていたのですが、現在はザクセン州の州立歌劇場になっているらしいです。
オペラでも見て貴族気分を味わいたかったのですが、この日の公演は15時からでチケットも売り切れており、入場はできませんでした。
みなさんが代わりにリベンジしてくださることを心から願っております。
ここは広場みたいになっていて、騎士が建物を見つめています。
建物が何かはわかりません。
多分右側の建物がドレスデン城だったはず!
オペラを断念し、ツヴィンガー宮殿へ。
ドレスデンで二番目に素晴らしかった!(一番は後で発表します)
ツヴィンガー宮殿は、17世紀にアウグスト強王のもとで建築が開始されました。当時のドレスデンは木造建築が主流だったのですが、イタリアやフランスを旅行したアウグスト強王は木造を時代遅れに感じ、石造での建築を進めました。
海外に行って見聞を広げることの重要性を教えてくれます。
入り口をくぐると大きな庭園が広がっています。
ザ・宮殿!という感じでした。
続いてドレスデン城。
ザクセン選帝侯が建てたそうですよ。
君主の行列。
これよかったな〜
今回のドレスデン観光、フラウエン教会以外建物の内部に入ってないんですよね。
5時間しかないから時間を意識しすぎちゃいました。
唯一中に入ったフラウエン教会。
ドイツに来てすっかり教会にハマっちゃいました。
続いては、「ゲーテのテラス」と呼ばれるあのゲーテも愛したエルベ川を眺められるスポットへ向かいました。
その道中はなんだかニースの市街感があってとっても素敵でした。
時間があったらここでゆっくりビールでも飲みたかったな…
エルベ川!
写真で見るとそんなですが、実際に見るとちゃんと綺麗ですよ笑
ゲーテさんも四六時中眺めてらっしゃいます。
ドレスデンで一番お気に入りはここでしたね。
ここに1時間ぐらい座ってぼーっとしてました笑
そんな時間があるならドレスデン城やツヴィンガーの中に入れるじゃん!って感じなのですが、旅行中だとどうしても観光スポットをハシゴするばかりでゆっくりする時間がなく疲れ切っちゃうんですよね。
そのせいでたまに観光が作業みたいになって心から楽しめなかったり…
ですから、旅行中だとしてもボーッと景色を眺めてゆっくりした時間を過ごして体力回復と気分をリフレッシュさせることも大事なんじゃないかなぁなんて感じました。
いわゆるチルアウトってやつですね。
そんな感じでボーッとしてたらバスの時間が迫ってきていたので急いでドレスデン駅に。
かわいらしい模型も発見しちゃったりして。
19時のバスだったんですが、バスが来たのは19時40分でした。
ベルリンに着いたのは23時。さて、この日の最後の目的を果たすため40分の散策に出ます。
ベルリンで一番求めていたもの。
ブランデンブルク門のライトアップ!
目ん玉飛び出るほど綺麗でした。
いつのまにか写真も100枚ぐらい撮ってました。
これで満足!
ついでにベルリン大聖堂、世界時計、テレビ塔も。
アレクサンダー広場からブランデンブルク門の往復を徒歩で行ったのですが、0時近くにもかかわらず全く危なくなかったです。もちろん警戒は必要ですが。
さて翌日はドイツ最終日。
イーストサイドギャラリーに向かいます!